秘かに荒れた春場所

春場所大関鶴竜の初優勝で幕を閉じた。今場所は秘かに嵐が吹き荒れたような気がする。白鵬も右手をケガしなかったらなぁ…なんて、たらればを言えばキリがないけれど。(日馬富士は何故か、お付き合いで負けてたし…休場明けにしても取りこぼしがけっこうあった気がしなくもない)

今場所の鶴竜は、隠岐の海に敗れた以外の相撲はいい内容だった。横綱昇進は間違いないだろうが二場所連続優勝してないじゃん!と難癖つけられそうな気もするしなぁ…初場所は優勝決定戦になったのだから、それは優勝に準ずる成績なのだけれど。初めてスポットライトが当たった感のある鶴竜はインタビューの受け答えも誠実で日本語が私より巧い。出世する外国人力士はヘタにダラダラ日本人してるヤツよりきちんと日本に生きる人だと思うのである。